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2022.06.13

顎関節症について②

 

こんにちは!

前回は顎関節症の原因についてお話ししましたので、

今回は顎関節症の対処法についてお話ししていきます^^

 

《歯科医院での対処法》マウスピース型のリテーナーのイラスト

スプリント(マウスピース)による治療

夜間睡眠中に使用することで、夜間の無意識な食いしばりで生じる

顎関節や筋肉への負担を軽減させます。

当院では保険適用で作成することができます。

 

《セルフケアでの対処法》

①日常生活における行動や癖の改善
ストレスを抱えている人のイラスト(女性)

具体的には、顎関節や筋肉への負担を減らすため、

・硬い食品や長時間の咀嚼は避ける

・頬杖をやめ、猫背などの姿勢をよくする

・食事の時間以外で上下の歯が噛み合っていることに気づいたら離す

・強い心理的な緊張を感じる環境があれば改善し避ける

などがあります。

 

②筋肉へのマッサージ

1)顎の付け根の筋肉のマッサージ

耳の手前の辺りの筋肉を、人差し指と中指を使って大きな口を開けている人のイラスト(男性)

クルクルと円を描くようにマッサージします。

2)こめかみ付近の筋肉のマッサージ

左右のこめかみにある筋肉を、人差し指と中指を使って

クルクルと円を描くようにマッサージします。

(軽くかみしめたときに、こめかみ付近で膨らむ場所です)

3)口を大きく開けるストレッチ

お口を最大限に開けて人差し指から薬指を縦にしてお口の中に入れます。

筋肉のつっぱりを感じながら5秒間そのままの状態をキープします。

 

⚠️お口を開けた際に痛みがある場合は、症状が和らいできたら実践してみてください。

マッサージは入浴中や入浴後がより効果的です。

 

 

顎関節症は、原因が多数集まることによって負担が大きくなり、

症状が出てくると考えられています。

顎関節症は1〜2週間で治すことは難しいですが、

セルフケアを継続すればほとんどの方は改善されます。

症状が出る前でも日常生活で改善できそうなことがあれば、実践してみてください!

お口を開け閉めした際に痛みがあり、1週間以上続いている場合は、

歯科医院でご相談してみてくださいね(^^)/

 

次回は歯やお口の怪我についてお話しします!

 

上用賀おおたデンタルクリニック

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