こんにちは!
今回はおやつとむし歯の関係についてお話しします。
なぜむし歯になるか??
以前のブログでもお話したように、
むし歯は、歯質と細菌、飲食物の3つの要素に加えて、時間が経過することで発生するといわれています。
つまり、むし歯菌が飲食物に含まれる糖質から酸を生み出し、歯が溶け出してむし歯になります。
おやつを食べるとむし歯になる??
おやつを食べるとむし歯になると思われていることがありますが、
決してそういうわけではありません。
しかし、完食の時間が長いほどむし歯になりやすい傾向はあるため、
おやつを食べる時間や量を決めることは大切です。
また、おやつの種類によってもむし歯のリスクは変わってきます。
むし歯になりやすいおやつとなりにくいおやつとは??
《むし歯になりやすいおやつ》
・砂糖がたくさん含まれているもの(ケーキ・クッキー・チョコ)
・粘着性があるもの(キャラメル・グミ・チューイングキャンディ)
・長時間口に入れるもの(あめ・砂糖が入っているガム)
《むし歯になりにくいおやつ》
・砂糖が少ないもの(おせんべい・ポテトチップス)
・口の中に残りにくいもの(ナッツ・果物)
・砂糖を多く含んでいるが口の中に残りにくいもの(アイスクリーム・ゼリー・プリン)
日本小児歯科学会の研究論文で、3歳までにむし歯がある子どもは、
永久歯に生え変わってもむし歯になる確率が高いことがわかっています。
永久歯に生え変わるからいいやではなく、乳歯のうちからむし歯の予防は大切です。
むし歯にならないために・・・
★おやつの時間を決める
★1回に食べる量を決める
★おやつの種類を考える
磨けているのにむし歯ができる・・・という方は、
まずは一つからでもいいので、気をつけてみてください!
また、おやつを食べた後は歯を磨くことが理想ですが、難しければお水でお口をゆすいだり、
お茶を飲むことでも効果があります( ˆoˆ )/
次回は、飲み物とむし歯の関係についてお話しします!
上用賀おおたデンタルクリニック