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2022.04.18

歯周病治療の流れについて

 

こんにちは!歯周病の歯茎のイラスト

今回は歯周病の治療についてお話ししていきます!

 

《当院での歯周病治療の流れ》

①検査

レントゲンやお口の中のお写真を撮影し、歯周病の検査をしていきます。

歯周ポケットの深さや、レントゲンで骨の状態を確認し、歯周病の進行度を検査します。

 

②クリーニング

全体的なクリーニングを行います。

歯周病ではない方や、軽度の方は1回で終わることもありますが、

歯石がたくさん付いていたり、歯周病が進行している場合は歯周病の治療へ移行します。

 

③歯周基本治療

麻酔をして歯茎の中に付いている縁下歯石を取り、歯周病の治療をしていきます。

歯周病治療の回数は、歯周病の進行度によって変わります。(1〜6回)

 

④精密検査

歯周基本治療後2週間〜1ヶ月ほど空けて、歯周ポケットを計測し、

歯周病がどれくらい良くなったかの再検査を行います。

お口の中のお写真を撮影して歯茎の状態を記録したり、

レントゲンを撮影して歯石の取り残しがないかを確認をします。

再検査で歯周病が良くなっている場合はこのままメンテナンスへ移行します。

 

⑤歯周病の手術

歯周病の治療をしても歯周ポケットが改善されなかった場合は、歯周病の手術を勧めます。

手術で歯茎を開けることによって、歯石を実際に目で見て取り除くことができるため、

歯周ポケットが深い場合でも歯石の取り残しがなくなります。

また、骨の形を整えたり、歯茎を下げることで歯周ポケットを改善させることができます。

しかし、元々骨がない場合には骨を増やさないと改善しないこともあります。

その場合は歯周組織再生療法という、薬剤や人工の骨で補う方法もあります。

 

⑥メンテナンス

手術をしたところは、治るのに3〜6ヶ月ほどかかるため、メンテナンスで様子をみていきます。

歯周病は、歯周基本治療や歯周外科手術をして良くなった場合でも、

磨けていなかったり、汚れが溜まっていると再発するリスクが高くなります。

そのため、一度よくなったからといって歯科医院に通わなくていいわけではありません。

患者様ご自身のお家での歯磨きを頑張っていただき、

3〜6ヶ月に一度の歯科医院でのメンテナンスをお願いしています。

 

歯周病治療は、歯周病の程度や患者様のご希望によって治療内容は変わります。

しっかり患者様に納得していただいた上で治療を行いますので、

ご不明な点があればお気軽にお尋ねください^^

 

次回は歯周病の手術について詳しくご説明していきます!

 

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