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2021.08.04

歯周病ってなに??

 

こんにちは!

今回は歯周病についてお話ししていこうと思います!

 

 

歯周病は歯を失う原因No.1です。

歯周病は大きく分けて、歯肉炎歯周炎の2つに分けられます。

 

歯肉炎とは

歯茎が炎症を起こして、赤く腫れたり出血する病気です。

歯周炎(歯槽膿漏)とは

歯茎の隙間から進入した細菌が炎症を引き起こし、歯を支える骨が溶けてしまう病気です。

虫歯と異なり痛みが出ないことの方が多いため、気づかないうちに歯が自然に抜け落ちるほど進行してしまうことがあります。

 

 

歯周病の原因

歯肉炎・歯周炎の直接的な原因は、歯垢(プラーク)や歯石です。

プラークは細菌の塊でこの細菌が出す毒素によって歯茎に炎症が起き、歯茎が腫れたり、歯と歯茎の間にすきま(歯周ポケット)が出来ます。

歯周病菌のほとんどは酸素の少ない場所を好むため、酸素の少ない歯周ポケットの中ではより繁殖しやすくなります。

また、プラークの中の細菌が唾液の成分と結合して、歯石という硬い物質が歯の表面に付着し、

歯石は歯磨きだけでは落とせないため、より歯周病菌が繁殖しやすくなってしまいます。

 

さらに、糖尿病やタバコも歯周病を悪化させる原因のひとつです。

特に糖尿病とは相互に悪影響を及ぼし合っているため、歯周病を治療することで糖尿病が改善されることもわかってきています。

歯周病が進行してしまうと歯の周りの骨が溶けるだけでなく、歯周病菌が血液から全身に入り、さまざまな病気を引き起こしたり悪化させる原因となります。(糖尿病、早産・低体重児出産、心筋梗塞、脳梗塞など・・・)

 

お口の中だけの問題ではなく、全身の疾患の予防のためにも歯周病を予防していきたいですね!

 

歯周病を予防するためには

・おうちでの歯磨きでプラークをできるだけ残さないこと

・歯科医院での定期的なクリーニングで歯石を取り除くこと

が大切になってきます。

 

当院でのクリーニングはしっかりと歯周病の検査をしてから行いますので、

現在の歯周病の状況をお伝えし、一人ひとりに合った治療を提案しています。

また、歯周病専門の先生がいますので、分からないことがあればお気軽にご相談ください^^

 

次回は院内紹介をしていきます!

 

上用賀おおたデンタルクリニック

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