こんにちは!
今回は歯並びの種類についてお話しします。
<正常咬合>
正しい歯並びとは、歯がきれいに並んで噛み合っているだけでなく、
それに正しい機能が伴っていることが大切です。
それに必要な代表的なポイントをあげます。
前後のバランス
✔️上下の顎の大きさのバランスがとれている
✔️前歯は上が下の2㎜程度前方にある
✔️奥歯は1本に対して2本が咬み合っている
左右のバランス
✔️骨格が左右対象である
✔️上下の前歯の真ん中が一致している
✔️上の歯に下の歯の外側の山が咬み合っている
上下のバランス
✔️骨格的に上下の長さのバランスがとれている
✔️上と下の前歯が2㎜程度重なっている
スペース
✔️歯が一列並んでいる
✔️歯が重なっているところやスペースがない
口元
✔️後退感や突出感がない
✔️楽に唇を閉じることができる
歯・歯周組織
✔️親知らずを除いて28本歯が揃っている
✔️歯が異常な形をしていない
✔️歯茎や歯を支えている骨が健康的である
機能
✔️食べる、話すなどの機能に問題がない
✔️異常な癖がない
※必ずしも、全てが当てはまらなければならないというものではありません。
<不正咬合>
不正咬合には、骨格的な問題がある場合と、歯の並び方に問題がある場合があります。
前後のバランス
一般に、出っ歯や受け口と呼ばれています。
上下の顎の大きさといった骨格的なバランスに問題があると、
前歯の傾きといった歯の並び方に問題がある場合があります。
6歳臼歯のかみ合わせのずれがどの程度あるかということも、治療法を左右する要素です。
習癖が原因で起こる場合もあります。
左右のバランス
骨格や歯の咬み合わせが左右どちらかにずれています。
骨格のずれがなくても、咬み合わせのずれを放置していると、骨格がずれてくることが多いので
早めに治療が必要です。
交叉咬合は、下の歯が上の歯の外側に出ているかみ合わせのことで、
逆に鋏状咬合は、下の歯が上の歯の内側に入っているかみ合わせのことです。
上下のバランス
噛み合わせが深いことを過蓋咬合、上下の歯の間にスペースがあいていることを
開咬といいます。いずれの場合も、習癖が関与している場合が多く見られます。
特に、開咬は舌癖や口呼吸など、機能の異常によって増悪しますので、
咬み合わせを治すのと同時に、機能の改善が必要な場合が多いです。
スペース
顎の大きさと歯の大きさのバランスがとれていない状態です。
顎の大きさに比べて歯の並ぶスペースがなく、
歯がガタガタしていることを叢生、逆にスペースが余っていることを空隙歯列といいます。
前歯と6歳臼歯がはえると、永久歯が並ぶのにどのくらいスペースが
足りていないのかを予測することができます。
当院では月に一度矯正日がございます。
無料相談も行なっておりますので、お気軽にお問い合わせください。