ブログ

2024.09.09

歯並びの種類

 

こんにちは!

今回は歯並びの種類についてお話しします。

 

<正常咬合>

正しい歯並びとは、歯がきれいに並んで噛み合っているだけでなく、

それに正しい機能が伴っていることが大切です。

それに必要な代表的なポイントをあげます。

前後のバランス

✔️上下の顎の大きさのバランスがとれている

✔️前歯は上が下の2㎜程度前方にある

✔️奥歯は1本に対して2本が咬み合っている

 

左右のバランス

✔️骨格が左右対象である

✔️上下の前歯の真ん中が一致している

✔️上の歯に下の歯の外側の山が咬み合っている

 

上下のバランス

✔️骨格的に上下の長さのバランスがとれている

✔️上と下の前歯が2㎜程度重なっている

 

スペース

✔️歯が一列並んでいる

✔️歯が重なっているところやスペースがない

 

口元

✔️後退感や突出感がない

✔️楽に唇を閉じることができる

 

歯・歯周組織

✔️親知らずを除いて28本歯が揃っている

✔️歯が異常な形をしていない

✔️歯茎や歯を支えている骨が健康的である

 

機能

✔️食べる、話すなどの機能に問題がない

✔️異常な癖がない

※必ずしも、全てが当てはまらなければならないというものではありません。

 

<不正咬合>

不正咬合には、骨格的な問題がある場合と、歯の並び方に問題がある場合があります。

 

前後のバランス

一般に、出っ歯や受け口と呼ばれています。

上下の顎の大きさといった骨格的なバランスに問題があると、

前歯の傾きといった歯の並び方に問題がある場合があります。

6歳臼歯のかみ合わせのずれがどの程度あるかということも、治療法を左右する要素です。

習癖が原因で起こる場合もあります。

 

左右のバランス

 

骨格や歯の咬み合わせが左右どちらかにずれています。

骨格のずれがなくても、咬み合わせのずれを放置していると、骨格がずれてくることが多いので

早めに治療が必要です。

交叉咬合は、下の歯が上の歯の外側に出ているかみ合わせのことで、

逆に鋏状咬合は、下の歯が上の歯の内側に入っているかみ合わせのことです。

 

上下のバランス

噛み合わせが深いことを過蓋咬合、上下の歯の間にスペースがあいていることを

開咬といいます。いずれの場合も、習癖が関与している場合が多く見られます。

特に、開咬は舌癖や口呼吸など、機能の異常によって増悪しますので、

咬み合わせを治すのと同時に、機能の改善が必要な場合が多いです。

 

スペース

顎の大きさと歯の大きさのバランスがとれていない状態です。

顎の大きさに比べて歯の並ぶスペースがなく、

歯がガタガタしていることを叢生、逆にスペースが余っていることを空隙歯列といいます。

前歯と6歳臼歯がはえると、永久歯が並ぶのにどのくらいスペースが

足りていないのかを予測することができます。

 

当院では月に一度矯正日がございます。

無料相談も行なっておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

日本歯科歯周病学会

公益社団法人日本口腔インプラント学会

歯科・口腔外科教室

Nobel Biocare

本院サイトはこちら本院サイトはこちら

      

求人情報