こんにちは!
今回は当院で行っているクリーニングの流れについてお話をしていきます!
《クリーニングとは?》
クリーニングとは歯垢や歯石、着色を除去することです。
クリーニングをすることで、むし歯や歯周病を予防することができます。
《当院でのクリーニングの流れ》
①歯周検査
器具を歯と歯茎の境目に入れて、歯周ポケットと呼ばれる溝の深さを計測していきます。
当院では6点法と呼ばれるより細かい計測方法で行っており、
これによって歯周病の進行度がわかります。
②歯磨き指導
お口を赤く染め出して磨き残しの数値を計測していきます。
また、磨けてないところを患者様と確認し、磨き方のご説明をしていきます。
当院で取り扱っている染め出し液は、古いプラークと新しいプラークを色で判別することができます。
赤色は、当日と前日の残っているプラーク
青色は、2・3日以上残っているプラーク
磨けていると思っていても、意外と汚れが残っていたりするので、
汚れが残っている部位をしっかり見ながら磨き方を覚えることができます!
③スケーリング
表面の汚れを除去する器具でお掃除し、その後超音波の出る機械で歯石を除去していきます。
プラークが石灰化した歯石は、時間が経つほど硬くなり、歯磨きでは落とせなくなります。
超音波の出る機械では、歯石が多く付いている場合などに短時間で効率よく歯石を取ることができます。
しかし、歯石の量が多かったり、歯周病が進行している場合は手で取り除く器具を使ってお掃除するため、回数が何度かかかることもあります。
④PMTC
専用の器具とペーストを使い、歯を磨いていきます。
茶渋やヤニなどの着色はPMTCである程度除去することができます。
磨いた後はお口の中がスッキリするだけでなく、ペーストに含まれるハイドロキシアパタイトの効果でプラークやステインがつきにくくなり、フッ素の効果で虫歯を予防することができます。
⑤検査結果の説明
歯周検査の結果について、以前の検査と比較しながらご説明していきます。
定期的にメンテナンスにお越しいただきクリーニングを行うことで、むし歯や歯周病の早期発見・早期治療が可能です。
むし歯は、早期発見できれば削る量を最小限に留めることができ、治療期間や費用も抑えられますので、予防を心がけることは医療費の削減と通院の負担の軽減にも繋がります。
そのため、当院では3〜6ヶ月に一度のメンテナンスをおすすめしております。
以上が当院でのクリーニングについてのご説明でした!
医院によってクリーニングの内容が異なりますので、
なにかご不明なことがあればお気軽にお尋ねください♪
次回は院内紹介の続きをしていきます!
上用賀おおたデンタルクリニック